保護者/教育関係者の声
ヒロックのコゥ・ラーナーの保護者や
教育関係者の方からいただいた声をお伝えします。
お子さんを通わせていて
どんなことを感じていらっしゃるのか、
教育関係者の方がヒロックを見学して何を感じられたか、
リアルな声を聞かせていただきました。
NewsPicksのインタビュー記事は一番下にあります。
(写真はイメージです。文面と関係はありません。)

中等部をつくる
息子が海外に行きたいと言い出しました。
中等部を作るという試みが、子どもたちが、進路を考えるきっかけになっていますね。
私は小学5年生で、海外に行こうなんて考えたことありませんでしたからね。
ヒロックの世界に開かれた世界観のおかげだと思います。
何を選択するにしろ、楽しみです。(5年男子保護者)
異学年交流
5年生や上の子が、下の子に声をかけているのも「困ってる人いるー?」も素敵だったし、それにシェルパがこそっと「ありがとね」って言っていたのも、あー、良いなぁって思いました。
無学年制の良さを本当に感じました。
学年を取り払うだけで、人を一人一人の人として見られるし、大切にできるんじゃないかなと思いました。
(5年男子保護者)


安心の場・言語化
ヒロックにいるからか、思春期が近くなってきたからか、無理せず自分の意志・意見を表明する機会が増えたように思います。
以前はもう少し「空気を読んでしまう」事もあったのですが、意見を受け止めてもらえる安心感が出てきたのだと思います。思考や意志を言語化する機会に日々恵まれている点も大きいかもしれません。(3年男子保護者)

自由進度学習
家でも意見が合わないときに「なぜそう考えるのか理由を教えてほしい」と落とし所を模索する姿があり成長を感じています。
Season1の 自由進度での教科の学習がとてもゆっくりだったので心配していましたが、season2に入り理科の電気回路や英語など、自由進度でやり切れなかった分を家に帰ってきてから取り組む姿が見られるようになりました。家でも「成長につながるから〜」の発言が増えて、頼もしく見守っています。苦手な九九も毎日、頑張ってます!(2年男子保護者)



思考と言語
思考と言語にて文章を深く読み解くとは聞いていたが、これほどまでにコゥラーナーの興味を引きつけ、自然と参加したくなるような構成と進め方だとは思わなかった。
正解や大人の求める答えを回答するのではなく、深く思考して自分のキャパを広げていくような時間。
スクールタクトに入力してない子でも口頭の議論で盛り上がっていたり、ただプリントを埋めていくだけとは明らかにアプローチが違っていて、シェルパのスキルやカリキュラムに改めて感動。
(2年男子保護者)
自信
ヒロックに入って2年たちました。ヒロックで人と比較されない、自分のペースで学びに挑戦していくことで、安心安全の場所になり、オレできるじゃん、と自信がついてきた証だと感じます。関わってくださっているシェルパの皆さんに感謝です。これからもよろしくお願いします。(5年男子保護者)



最初のSeason1を終えて
ヒロックに入学してから、毎日、今日はこんなことがあったと楽しいことも、嫌だったことも、ちゃんと報告してくれるようになりましたので、とても安心して見守っておりました。キャンプのあとも、全工程で印象に残った出来事をこちらから聞く前に、話してくれました(笑)
些細なことでも自分からやってみようと思えたり、チャレンジしてみようと勇気を出せるのは、きっとシェルパのみなさんや、コゥラーナーのみんながやさしく受け止めてくれるからだなと思っています。良い言葉が見つからず、やさしさと表現してしまいますが、自分の中に芯があるからこそ、他者のことを見ていたり、話を聞いてみようと思えたり、ゆとりがうまれているのかなという印象を持っています。(1年女子保護者)
成長を感じる
昨日はPCのトラブル時にシェルパに助けを求めることが出来たようで、人に助けを求める事への抵抗感も少しずつ出来るようになっており、成長を感じました。
娘は「ヒロックが楽しいから他の学校じゃなくて、ヒロックが良い!中等部もヒロックが良い!」と言っているので、娘にとってヒロックは充実した日を送ることが出来る学校なのだと嬉しく思っています。
(1年女子保護者)



中等部を見学して
すごく素直でイキイキとしていると感じました。小学校高学年だと、大人や友達の顔色を窺って、自分を表現しにくくなる時期という印象があったので、驚きました。自分のことは大切にして、表現できるからこそ、相手に自分の思いや考えを押し付けない、相手は相手・環境は環境、でも自分は自分と良い意味で割り切って捉えられる強さを感じました。自由に自分のやりたいように過ごすと、集団や社会との適応がどのようになるのか、不安や疑問に思っていましたが、自分軸を大事にすることの重要さを教えてもらいました。
否定されず、押し付けられず、対話を大切にする環境。
言葉で言うと簡単ですが、蓑手さんやスタッフの方々の在り方から、ご自身のこれまでの体験や試行錯誤の元、深い実感とともに体現されている様子を感じました。
行動レベル、思考レベルで上記のことを行うことはもしかすると比較的簡単かもしれません。でも、根源から、子どもたちの存在を尊重して関わられているのとは、全く別物だと思います。
そういう在り方の大人がいる環境は、とても貴重で素晴らしいと思います。(日南田真夕さん)
学びへの意欲
学びへの意欲に満ちており、素直に自分を表現していて心理的に開放されていると感じた。
大人からの一方的な良い悪い、正しい間違いなどの判断ジャッジが少ない環境、どんな発言もまずは受け止められる安心感があることで、自分を開放することにつながっていると思う。また、与えられる学びではなく、好奇心や興味関心に従う学びの環境によって、意欲や探究心を潰すことなく育まれていると思う。待てる大人の姿勢が大きい。
(一般社団法人信州親子塾理事 齋藤光代さん)



対話
自由闊達、子どもらしくのびのびしていて、かつ知的。それぞれのやり方で自分の意見を表明でき、たとえ一人でもきちんと意見が言えて、かつそれを邪険にしたりせず大切にする温かな雰囲気。幸せそうでした!一言でいって、素敵です。
周りの大人が否定せずに子どもと対話し続けていること、自己決定を尊重していること、その空気が子どもを温め、子ども同士にも共有の雰囲気ができているからだと思います。
(袖ヶ浦市立蔵波小学校 教諭 松尾英明さん)


保護者インタビュー
代々木校の校長よへいさんがNewsPicksで連載している記事にて「実際にオルタナティブスクールを選んだ保護者の声」をまとめたインタビューが公開されました。
今回は、ヒロックにお子さんを通わせている保護者の方にご協力いただき、
・どんなきっかけでオルタナティブスクールと出会ったのか
・「自由な学び」への不安や納得感
・“学び場を選ぶ”ということの意味
といったテーマについて、率直な思いを語っていただいています。
▼記事はこちらから
・子どもの「自分で考え、行動する力」を育むには?――保育園選びが導いたヒロック初等部という選択肢(インタビュー前編)
・オルタナティブスクールを"先に"選んだ家族の考え方。(インタビュー後編)
「多数決」を議論する
素晴らしい学びを拝見させていただき、ありがとうございます。「多数決」という、古代ギリシア以来のテーマを、堂々と議論するのは、日頃の学びの積み重ねがないと、できないのではないか、というのが個人的な感想です。
しっかりとした理念(「憲法」なども含め)を、試行錯誤を通じ、柔軟に日々の学びに反映させていらっしゃる、ということかも知れません。シェルパのきめ細かいフィードバック(コゥ・ラーナーの自主性に任せることも含め)も活きていると思われます。素敵な学習環境を、ぜひ発展させていただけることを願っております。(中等部見学者)



